ようこそ「Tokyo Chitlin' Circuit」へ!


ファンクバンドFREEFUNKと音楽ライター池上尚志が共同で主催をするライブイベント「Tokyo Chitlin' Circuit」にようこそ!
Funk/Soul/Blues/Jazzなどをルーツミュージックに活躍するアーティストを広く紹介していきます。

2011年9月20日火曜日

09/17 Tokyo Chitlin' Circuit終了!

9/17(土)に開催した
Tokyo Chitlin' Circuit Vol.4
ご来場の皆様、
ありがとうございました!

今回はゲストバンドに
the Marddies
スペシャルゲストに
ミトカツユキさんを迎え
これまた盛り上がりました

the Marddiesは、
紅一点ボーカルの
みずきさんの歌
凄く良かった!
バンドもトリオ編成で
バッチリなサウンドでしたよ

ミトカツユキさんとは
我々は3曲演奏させてもらいました
I Wish (Stevie Wonder)
Just The Two Of Us (Grover Washington Jr.)
September (Earth, Wind & FIre)
といずれも
ミトさんのルーツとなるソウル/R&Bの名曲ばかり

FREEFUNKとしては
EW&Fの曲を演奏するというのは
ある意味新鮮なチョイス
うまい喩えが見つからないけど
ドリフがタケちゃんマンのネタをやるような
そんな楽しい違和感(笑)

Twitterでも少し呟きましたが
ライブ直前にアル・マッケイのライブ観たりして
感激してましたけどね!

ミトさんの魅力はやはり
上記のような名曲も
自分の歌にしていける個性と
シンガーが弾く歌心あるキーボード
その一体感!

FREEFUNKのキーボーディスト
Sammyも申していましたが
ツインキーボードというのも
非常に楽しかったです

トリを飾った星川薫BANDは
今回は全曲カバー
イナタイ、Jazz Funk路線出しまくりで
やっぱりカッコ良かった!
こちらはもはや何をやっても
完全自分たちのフィールドに持ち込める
横綱相撲の風格!

星川さんの
グレコのセミアコと
エルクのアンプの組み合わせが
信じられないぐらい最高の音色だった!
ジャパニーズ・ソウルギターと
言うに相応しいサウンドでしたね

そんなわけで
毎回楽しいライブに仕上がってますんで
まだTokyo Chitlin' Circuitに
来た事が無いという方も
是非遊びにきてください
勿論普段のFREEFUNKや
星川薫バンドなどにも是非!
おもてなしいたします

<09/17/2011>
FREEFUNK setlist
01. One Plus One Is One
02. 大丈夫大丈夫 (ORITOカバー)
03. Attention Please
04. Mothership Connection (Parliamentカバ−)
05. I Wish (Stevie Wonderカバー w/ミトカツユキ)
06. Just The Two OF US (Grover Washington Jr.カバー w/ミトカツユキ)
07. Septrember (Earth Wind & Fireカバー w/ミトカツユキ)
08. Funkin' For Fun (Parliamentカバー)
09. 自由自在


送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

2011年9月16日金曜日

「Tokyo Chitlin' Circuit Vol.4」明日です!


やばい。ろくに告知しとらん。

そんなわけで、「Tokyo Chitlin' Circuit Vol.4」は明日です!

イベントとしてはどんどんいいまとまりをみせてきています。
少しずつ方向性が見えて来たっていうかね。


スペシャル・ゲストにはミトカツユキさん。
2007年にメジャーデビューしたファンキーな歌うピアノマン。
ゴスペルタッチの曲も得意みたいです。
最近はナオト・インティライミさんのサポートとしても活躍中。




イベントのオフィシャル・ブログにミトさんのインタビューを掲載したので、ぜひご覧ください。
http://chitlincircuit.blogspot.com/2011/09/blog-post.html


もう一組のバンド枠には、the Marddiesが登場。
元アンナリズムのみずきさんとベーシストのアラトさんの新バンド。
みずきさんはまだ若いのに、パワーと繊細さを兼ね備えたソウルフルなシンガー。
注目です。







そして、いつものFREEFUNKと星川薫バンド。
またまたやんちゃしてくれるでしょう!


USTREAMなどの中継もありません。
たくさんのご来場をお待ちしております!


【Tokyo Chitlin' Circuit Vol.4】

09/17/2011
Open 18:30 / Start 19:00
Music Charge: 2700yen

FREEFUNKと池上尚志主催「Tokyo Chitlin' Circuit」第4弾開催!
Funk/Soul/Blues/Jazzをルーツに持ったプレイヤー、バンド、シンガーによるライブミュージックパーティです。
ホストバンドは恒例、星川薫BANDとFREEFUNK。
スペシャルゲストには、ミトカツユキ(vo & key)を迎え、ソウルフルな熱いライブをお届けします!


ミトカツユキ profile

1978年 北海道出身。リスペクトするブラックミュージックとJポップスを融合し、温もりと遊び心を持ち合わせたサウンドで普遍の自由・愛・感謝を歌う。
06年メジャーデビュー。07年「キミがいれば」(BMGジャパン)では全国FM34局のパワープレイを獲得するなどその音楽性は高い評価を受け、
アルバム「THE PIANO MAN」に結実。ライヴでは圧倒的かつ繊細なヴォーカルとピアノ・パフォーマンスが魅力のシンガーソングライター。
現在、楽曲提供やプロデュースワークでも幅広く活動中。

<live>
■星川薫Band
星川薫(g)中道勝彦(key) 村上こうよう(tb) 六川正彦(b) 河合洋(ds)
星川薫 HP
http://homepage.mac.com/hidee3/

■FREEFUNK
艦長 (vo,g) 芽芽(vo) Sammy(key) リッキ-(b) ウラッチ(ds)
タイラー(t.sax) シバケン(b.sax) ESP(tp)
FREEFUNK HP
http://www.freefunkmusic.com/ja/index.html

■the Marddies
みずき(vo) アラト (b) 瀧元寛太 (ds) 堀崎翔 (g)
みずきさんのブログ
http://ameblo.jp/mizuki0424/page-1.html#main

■special guest: ミトカツユキ (vo,key)
ミトさんのブログ
http://mito310.seesaa.net/

2011年9月15日木曜日

ミトカツユキさんインタビュー

 さて、イベントを明後日に控えとギリギリのタイミングになってしまったが、ゲストのミトカツユキさんのインタビューをご紹介しよう。そのファンキーな人柄と音楽性などが伝わると思う。



 「Tokyo Chitlin Circuit」第4回目のゲストは、ピアノで歌うソウルマン、ミトカツユキさん。ピアノを弾きながらソウルフルに歌うシンガーソングライターだが、アッパーな曲はファンキーに、スローではゴスペル風の荘厳さでと、自然とブラックミュージックのフィーリングが滲み出てしまう、根っからファンキーなアーティストだ。



 ミトさんは1978年生まれの現在33歳。2004年に「KAGERO」インディーズデビュー。2007年には「39」でメジャーデビューを果たす。現在は「毛蟹ソウル」という自らのレーベルを立ち上げ、ソロ活動のほか、様々なアーティストのサポート、アレンジの仕事までをこなす忙しい毎日である。


 北海道出身。音楽を始めたきっかけは4歳の頃に始めたエレクトーンで、中学の始めまで習っていたという。中学時代にロックを聞き始めると、ギターを弾き始め、ヘヴィメタルの道へ。このときはギタリストになりたかったというが、ブラック・ミュージックの洗礼を受けると、ファンキーなサウンドへ一直線。ここにソウルマン、ミトカツユキが誕生。18歳の時だ。

「ラジオから流れてきたEarth,Wind & Fireの「SEPTEMBER」を聞いてブラックミュージックにのめり込んだんです。最初はアースをひたすら聞いてましたが、ちょうどその頃にNeo Soul(New Classical Soul)のアーティストも増えてきて、Eric BenetやMaxwell、D'angeloなんかも聞いてましたね」


 高校を卒業すると専門学校に進学し、学校の友達とバンドを結成。アースのカヴァーなどと共にオリジナル曲もやり始める。オリジナル曲はすでに中学生の頃から作っていたというが、今となっては「恥ずかしくて聞かせられまへん(笑)」というようなものらしい。20歳になる頃には、音楽を生業とし、ススキノで札幌在住の黒人ミュージシャンと共に演奏をし歌う日々。その中で、もっとたくさんの人に自分の歌を聴いてもらいたいと、上京を決意。そしてプロの道へ。

「ススキノのバーで黒人さんと一緒に歌うようになってから「フリー」な世界観に惹かれました。普通に歌うのではなく自分なりのスタイル、フレーズなどを使って歌う、どこかエレクトーンのアレンジ即興に似た所があり、好きになったような気がしますね。この頃はソウルの曲をたくさんカバーしてました。モータウン系が多かったかもしれません」


 当時のシーンには既にブラック・ミュージックを指標としたサウンドを看板としたアーティストはたくさんいたのだが、その多くはシンガーであり、ピアノを弾きながら歌う人は少なかったように思う。

「シンガーとして影響を受けたのはやっぱりダニー・ハザウェイかなぁ。言葉ではうまく表現できないんですが、どこか土臭い感じというか、血を声から感じさせてくれるんですよね。僕が一番大事だと思う「リズム」が完璧な人だと思います。日本だと久保田利伸さん、中西圭三さん、女性だと山本潤子さんが大好きです。久保田さん、中西さんはあのリズム感、山本潤子さんは日本で一番声が好きな女性シンガーです。ピアニストとしてはジョージ・デュークですね。色んなジャンルに挑戦していたり、彼の繊細かつ野生的なフレーズが大好きで、自分のキーボードソロで参考にすることも多いです。楽曲面においてはスティービーワンダーです。ボーカリストとしてもすごく尊敬する方ですが、トータルですごいなと思います。なんでそのコードにいくの!?的な転調が随所に張り巡らされているんだけど、全然マニアックに聞こえない。むしろキャッチーに聞こえてしまう。彼の魔法ですよね」

 さらに、実はさだまさしさんが好きだと言う意外な発言も。ソウルとはあまり縁がない人だが、楽曲のキャッチーさと人間味あふれる歌詞の世界観に憧れるという。こんなところに、ソウルだけでなく、音楽をトータルで見る目が隠されているといえるだろう。


 ミトさんはピアノ・プレイヤーとしても、個性的な演奏を聴かせてくれるが、繊細さよりも躍動感、ライヴ感を重視するタイプ。特にライヴ活動が好きというだけあって、リズムだけは絶対譲れないポイントだという。日本人のソウル系のプレイヤーは細かな16ビートを得意とするタイプが多いが、ミトさんは豪快に大きなフィーリングでグルーヴを作って行くタイプ。その場を開放的でハッピーな空気を満たしてくれる。そういう意味ではゴスペルとも共通するような感覚といってもいいだろう。しかし、日本人がブラック・ミュージックのフィーリングを取り入れようとするとき、リズム、ヴォーカル等、様々な壁にぶち当たることも多い。ミトさんはそういうことはなかったのだろうか。

「そんなに苦労したとは思いませんでしたね。好きでのめり込んだ頃は若かったから、アホみたいに何度も歌の真似をしてみたり、フェイクの練習してみたり、もうやだ~~~!!って思った事は一度もありません」


 ミトさんに、ぜひこれを聴いておけという作品を教えてくれと、自らの影響やエッセンスを伝えるようなソウル/ファンク系のアーティストの作品をあげてもらおうかと思ったのだが、僕の説明の仕方が悪かったようで、自らのオリジナル曲の中から選んでくれたので、ここで紹介しておこう。残念ながら僕も全部聴けているわけではないので、断片的な紹介になるのを失礼させていただく。

「Bad」
2005年にリリースされた1stアルバム「Natural Soul」からの曲。

「Crew on the Earth」
2007年のメジャーデビュー作品「39」に収録された曲。アッパーでファンキーなナンバーだ。

「Musiqism」
昨年リリースされたアルバム「ミスター晴れ男」からのオープニング・ナンバー。

「LIFE」
これも「ミスター晴れ男」に収録。スケールの大きなゴスペルタッチのナンバーで、ハレルヤ・シスターズのコーラスをフィーチャー。Youtubeに音源があったのでリンクしておく。ぜひ1度聴いてもらいたい名曲だ。
http://www.youtube.com/watch?v=Sd3GcYL-viM


さて、サポート活動の中で目を引くのが、ナオト・インティライミさんとの活動だ。近年大ブレイクを果たしたナオトさんだが、それ以前からの仲だという。
「もともとは5、6年前くらいにライブで対バンになった事がきっかけで、聞いてきた音楽も似てる所から、意気投合して仲良くなりました。去年から僕が「フリーで活動するんだ~~。」ってあけおめメールしたら、バックでキーボードとか弾くのってあり?ってメールが来て、サポートをすることになりました。彼の音楽は聞いてても楽しいけど、プレイするとその楽しさが倍増しますね」

 自らの活動を
「幅広く"音楽"を楽しんでる感じ」というミトさん。その活動信念とは。

「何を伝えたいかって言うのは、その都度、生きていく中で 変わっていくとは思うんだけど、「ありがとう」と「ハッピー」をぶれずに変わらず伝えていけるアーティストになりたいと思ってます」


 最後に、「Tokyo Chitlin' Circuit」というイベント についてコメントをいただいた。実は、ゲストがいちばんこき使われるという噂があることを、ミトさんはまだ知らない(笑)

「自分の好きなソウル・ミュージックが大好きな人間がこんなにいるんだって思うとワックワクします。ライブでしか味わえない「血や汗」をぜひ体感しにきてください!!」

 そう。「Tokyo Chitlin' Circuit」は、表現の形こそいろいろだが、本当にソウルやファンクなどが大好きな人たちが集まったイベント。そこではきっとまたソウル好き同士の化学反応が起きるに違いない。やる側は本気で楽しんじゃってるので、見に来てくれる皆さんも、負けずに楽しんじゃってくださいね!


TEXT:池上尚志


2011年8月10日水曜日

次回Tokyo Chitlin' Circuit開催決定!

次回のTokyo Chitlin' Circuitは9/17(土)、高円寺Jirokichiにて開催決定いたしました!
今回はスペシャルゲストにミトカツユキさんをお迎えしてお届けします。
熱きソウルを持ったピアノマン、ミトさんとの融合が楽しみです!
詳細は随時お届けします。


【09/17/2011】
Tokyo Chitlin' Circuit Vol.4

Open 18:30 / Start 19:00
Music Charge: 2700yen

FREEFUNKと池上尚志主催「Tokyo Chitlin' Circuit」第4弾開催!
Funk/Soul/Blues/Jazzをルーツに持ったプレイヤー、バンド、シンガーによるライブミュージックパーティです。
ホストバンドは恒例、星川薫BANDとFREEFUNK。
スペシャルゲストには、ミトカツユキ(vo & key)を迎え、ソウルフルな熱いライブをお届けします!


ミトカツユキ profile

1978年 北海道出身。リスペクトするブラックミュージックとJポップスを融合し、温もりと遊び心を持ち合わせたサウンドで普遍の自由・愛・感謝を歌う。 
06年メジャーデビュー。07年「キミがいれば」(BMGジャパン)では全国FM34局のパワープレイを獲得するなどその音楽性は高い評価を受け、
アルバム「THE PIANO MAN」に結実。ライヴでは圧倒的かつ繊細なヴォーカルとピアノ・パフォーマンスが魅力のシンガーソングライター。
現在、楽曲提供やプロデュースワークでも幅広く活動中。

 <live>
■星川薫Band
星川薫(g)中道勝彦(key) 村上こうよう(tb) 六川正彦(b) 河合洋(ds)

■FREEFUNK
艦長 (vo,g) 芽芽(vo) Sammy(key) リッキ−(b) ウラッチ(ds)
タイラー(t.sax) シバケン(b.sax) ESP(tp)

etc...

■special guest: ミトカツユキ (vo,key)

2011年6月17日金曜日

いよいよTokyo CHitlin' Circuit Vol.3開催!

さて、明日6/18(土)は高円寺Jirokichiにて「Tokyo Chitlin' Circuit」開催!
共演には星川薫さんのバンド、Dayton Project。

星川さんはソロアルバムが出たばかりという事で、どんな曲を披露してくれるのか楽しみ!
粘っこい、ねちっこい怒濤のジャズファンクライブになりそう、と勝手に予測。

Dayton Projectは久々の共演だ。
彼らも都内のライブハウスでは久しぶりだと思うので、
なかなか観に行けない皆さんはお見逃しなく!

スペシャルゲストの青山陽一さんとは
我々も数曲、星川さんのバンドでも数曲演奏予定。
青山さんのソウル/R&B的ルーツが披露されそうな予感・・・。
お楽しみに!

FREEFUNKの見どころとしては、
この日を最後に抜ける事になってしまった遊佐君の勇姿かな。
最後までコキ使いますんで(笑)、そのムチャぶられっぷり(?)をお楽しみに。
そして初めて披露する曲も予定あり!
以前から演奏をしたいと思っていた曲です。

そんなわけで、明日はぐずついた空模様かもしれないけど、
高円寺Jirokichiにて会いましょう!

【06/18/2011(sat)】
Tokyo Chitlin' Circuit

Open 18:30 / Start 19:30
Music Charge: 2700yen

FREEFUNKと池上尚志主催「Tokyo Chitlin' Circuit」第3弾開催!
Funk/Soul/Blues/Jazzをルーツに持ったプレイヤー、バンド、シンガーによるライブミュージックパーティです。
ホストバンドは恒例、星川薫BANDとFREEFUNK。
ゲストには、ザップ&ロジャーのトリビュートバンドとして活躍をするDayton Projectが登場!
ライブハウスでの演奏は久々、FREEFUNKとの共演も久々だけに注目です。
スペシャルゲスト・シンガーには青山陽一(vo,g)が登場!
80年代からGrandfathersでの活動を経て、現在はアコースティック・ソロ、オルガントリオから大人数までと多彩な編成のThe BM'sまで、さまざまなフォーマットでライヴ活動を展開する青山陽一氏のルーツにも迫る選曲をご期待下さい。

 <live>
■星川薫Band
星川薫(g)中道勝彦(key) 村上こうよう(tb) 六川正彦(b) 河合洋(ds)

■FREEFUNK
桜谷"艦長"俊文 (vo,g) 渡芽芽(vo) Sammy(key) 遊佐真悟(b) 浦上義高(ds)
平岡"タイラー"公和(t.sax) 小柴"シバケン"憲二(b.sax) 清田"ESP"晃平(tp)

■Dayton Project
シュウタロウ(Talkbox) AkiHee(g, programming) OKB(vo) 池の本和美(vo)

■special guest: 青山陽一 (vo,g)

<各出演者website>
Kaoru Hoshikawa website
http://homepage.mac.com/hidee3/

FREEFUNK website
http://www.freefunkmusic.com

Dayton Project
http://daytonproject.jpn.ch/

青山陽一
http://www.yoichiaoyama.com/index.html

<ご予約について>
予約、前売などは特にありません。早く来られた方から順に入っていただくシステムとなりますので、是非お早めにお越し下さい。

当日の状況で整理券の配布などもあります。
詳しくはJirokichiのホームページにて御確認ください。

Jirokichi website
http://www.jirokichi.net/

2011年6月9日木曜日

青山陽一さんインタビュー

 CHAKAさん、井手麻理子さんと女性シンガーを続けてゲストに迎えてお送りしてきた「Tokyo Chitlin Circuit」ですが、今回は変化球。青山陽一さんをゲスト に迎え、ファンキーな一夜をお送りします。

 青山さんといえば、80年代のグランドファーザーズ時代から洗練されたソングライティングやブルーアイド・ソウル的なヴォーカル、実力派のギタリストとプレイヤーとしての魅力と共に、音楽専門誌でマニアックな記事を書くほどの知識を持ち合わせた音楽マニアとしての顔を持つなど、多面的な魅力で知られる人。頭脳派のミュージシャンといってもいいだろう。スティーヴ・ウィンウッドのファンとしても知られる。

 今回のインタビューは、ライヴやニューアルバムの制作などで非常に忙しい時期に当たってしまったため、メール・インタビューという形で行われたのだが、非常に長~い回答メールをいただきました。これなら直接のインタビューに方が時間がかからなかったのでは(笑)。あえて端折る必要もないので、ほぼそのまんま引用させていただきました。
 では、「紳士録」的なノリでいってみましょう(と、出だしからすでにマニアック)。



 まずは、プロフィールから。
 青山さんは1963年生まれ。昭和でいえば38年。子供の頃は、まさに歌謡曲全盛期。そしてエレキブーム。

「いちばん古い音楽の記憶は「ブルーライト・ヨコハマ」(筆者註:1968年。ヒットは翌年)みたいな歌謡曲とか、幼稚園くらいの頃に巷に流れていた、いわゆるテケテケ・サウンド。60年代の後半ですね。「エレキの若大将」などのエレキブームがあって加山雄三が大好きでした。小学生ではテレビアニメや特撮ヒーローの主題歌とか歌謡曲とか、ソノシートやシングル盤を買ってもらったり、勉強すると称して買ってもらった学習用カセットレコーダーで、付属のマイクをテレビのスピーカにくっつけて歌番組を録音するのにハマったりもしました」

 このへんの感覚はもう少し下の世代である僕にもよく分かる。レコード・プレーヤーはきっと持ち運びのできるポータブル ・タイプのもの、または「ステレオ・セット」と呼ばれていた一体型の家具調のもので、ペラペラのソノシートもポピュラーなものだった。モノラルのラジカセなどをテレビの前に置いて録音するのも、よくやったものだ。
 それから10年もすると、音楽をめぐる環境は変わってくる。「ニューミュージック」と呼ばれるポップスが人気を獲得し、シングルヒット中心の歌謡曲とは違う新しい聴き方が広まってくる。

 「70年代も後半になると、ギターを弾きながら歌う人をテレビでよく見かけるようになるんです。そのうちだんだんテレビに出てこない音楽のシーンってものがあるんだってことに気づきはじめて、歌番組に出演拒否していた井上陽水とかにあこがれたりしました(笑)日本で「ニューミュージック」と呼ばれていたものに興味を持ったり、FMラジオを聴き始めて、ビートルズやカーペンターズ、オリビア・ニュートン・ジョンだとかの洋楽ポップスもなんとなく耳に入ってきて、積極的にそういうものを聴くようになりました」

 まさに、音楽少年の辿る道。歌謡曲的な「スタンダップ・シンガー」から、自分で曲を書いて演奏する「シンガー・ソング・ライター」へ。このルーツにはフォークがあり、それがニューミュージックへと繋がっていくわけだ。それらのアーティストたちの多くはテレビへの出演を拒否し、テレビの前の少年達にはこれがカッコいいものと映った。また、ラジオのFM放送はステレオ放送ならではの音質の良さ、音楽中心の番組編成ということもあってか、まだまだレコードを買えない若者たちは、ラジオのエアチェックなどを通して様々な音楽を知っていくのだ。オリビア・ニュートン・ジョンはその美貌もあってか、当時はすごい人気だったんですよね。杏里の「オリビア を聴きながら」(1978年)のオリビアとはこの人のこと。
 では、青山さんが自分で演奏するようになったきっかけは何だったのだろう。

「1976年に中学に入ったんですが、親の職場の同僚の人にガットギターを貸してもらったのが最初です。井上陽水のコード譜を買って、弾いているうちにハマりました。その後、中学3年のときにフォークグループみたいなのを組んで文化祭で初めて人前で演奏しました。井上陽水とかかぐや姫とか、アニメソングとか「竹田の子守歌」みたいなのまで雑多にやってましたね。オリジナル曲は、中2のときに音楽の授業で詞に曲をつけてみよう、という課題があって、けっこう褒められまして。それに味を占めて、中3の文化祭のときに初めて自分の作った曲を人前で演奏しました。
 高校に入ってからはオリジナル曲を中心に演奏するバンドを結成しましたが、ライブハウスとかに出ていたわけではなく、文化祭とか楽器店のホールのちょっとしたコンサートで演奏したくらいです。(ビートルズの)「While My Guitar Gently Weeps」や(エリック・クラプトンの)「I shot the sheriff」なども演奏していましたね。高校時代はエリック・クラプトンが神でした(笑)ブルースやR&Bに興味を持ったのもその頃です」

 ガットギターが最初というのも、フォークグループというのもうなずける。今のように、最初から「ロックだぜ」みたいな人はほとんどいなかったのではないだろうか。ここまでは同世代の諸氏とそれほど差はなかったのだろう。
 そして、青山さんに決定的な影響を与えたのがクラプトンだ。当時のアマチュア・ギタリスト事情に僕は詳しくないのだが、多くの高校生はジミー・ペイジやリッチー・ブラックモアなどのハードロックに走ったんじゃないかと想像する。それらに比べて「渋い」音楽をやっていたクラプトンにはまったというのは、ギタリストとしてだけでなく、総体としての青山さんの音楽観に通じるものもあるだろう。
 高校時代には既にライ・クーダー、ローウェル・ジョージ、エイモス・ギャレット、B.B.キング、Tボーン・ウォーカー、ジョン・ホール、バジー・フェイトンにはまっていたということで、渋いなぁと感心する前に、友達と趣味が合わなかっただろうなぁとか、余計な心配をしてしまう(笑)90年代以降では、ロス・ロボスのデヴィッド・イタルゴとデレク・トラックス。ビル・フリゼール、マーク・リボー、ジョン・スコフィールドなどが最高とのことで、どんどん変態度が増していくあたり、高校時代の趣味は真っ当だったんだなとも思ってしまうのが恐ろしい。
 現在の青山さんのギターワークは、コードワークやフレーズなどの多様性という点では先の90年代以降のギタリストの影響が強いように感じられるが、ソロになると楽曲のイメージに反して思いのほか弾きまくってみたり、トーンやニュアンスなどには明らかにクラプトンの匂いを感じる。やはりその影響は絶大だ。
 ギタリストとして非常に個性的なプレイヤーであるから、いろいろなこだわりがあるのかと思いきや、
「とくにこだわってることはないですし、そんなに技術的に秀でたギタリストでもありませんので、自分の歌を効果的にバックアップすることや、気持ちよい間合いで美しいメロディを弾くことを心がけたりするくらいです」
と至って謙虚なお答えが。このあたり、ミュージシャンとしてのスタンスが現れているようでもある。

 そして、それ以上に巨大な存在なのがスティーヴ・ウィンウッドだ。

 「歌がすごいのはもちろんですが、浮き沈みの激しい音楽シーンにおいてカリスマ性やゴシップを売りにするでもなく、テクニック指向でもなく、単に音楽に邁進するのみで評価を受け続けている希有な存在で、そこが自分が共感し憧れる点でもあります」

 欧米では40年を超えるキャリアを持ちながら現在も第一線で活躍するアーティストはたくさんいるが、たしかにウィンウッドのような存在はほとんどいない。しかも、各時代ごとに代表的な名盤を残しているなど、活動に大きなムラがないことは驚異的だ。そして、スティーヴ・ウィンウッドという存在を通して青山さんの音楽を聴いてみると、なるほどと思わされることが多い。
 
 さて、バンド活動についての話に入ろう。グランドファーザーズだ。

「とにかく、あまり人がやってないような、風変わりな曲をやろうとしていました。メンバーの指向もバラバラでしたが、バンドを始めた頃、全員が好きだったのがトーキング・ヘッズとXTCで、そのあたりをお手本にしてた覚えもあります」

 僕がグランドファーザーズを初めて聴いたのは、90年代に入ってからだったが、正直なところ、そのときはよく分からず、ちゃんと理解できるようになるにはたくさんの音楽を聴いて、耳を育てることが必要だった。難解というわけではなく切り口の問題だったと思うのだが、要するに、ストレートなロックともただのポップスとも違うところで鳴っていた音楽だったのだ。
 作曲面での影響を訊ねると、ビートルズ、トッド・ラングレン、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン、カーティス・メイフィールド、バート・バカラック、ジミー・ウェッブと言ったビッグネームでありながら、非常に個性的な作曲家たちの名前があがってきた。そのどれもが表面的なとっつきやすさとは別にある裏面を知って初めて謎が解けるような曲を書く人たちだ。
 グランドファーザーズはムーンライダーズの弟バンドと言われることが多かったように思うが、たしかに何層にも重なったレイヤーを透かして見るような一筋縄ではいかない感じはよく似ていると思う。だが、メンバーからすると事情は違ったようだ。

「実はバンドを始めたころ、ムーンライダーズを熱心に聞いてた人は(メンバーの中には)誰もいなかったんですが(汗)ライダーズと高橋幸宏さん主催のテント・レーベルのオーディションに応募したのがきっかけで、その後メンバーの方との交流ができたんです鈴木慶一さんや博文さんのサポートでライダーズの曲を演奏する機会が増えて、みんなで認識を新たにしていた覚えがあります。
 個人的にはライダーズの皆さんと出会う前に、カセットブックで出た「マニア・マニエラ」と「ドント・トラスト・オーバー30」というアルバムは買って持っていまして、すごい歌詞だなあ~、とビックリしたりしてました。今にして思えばライダーズからの影響があるとすれば歌詞が最も大きいかもしれないですね」

 グランドファーザーズはヴォーカル/ギターの青山さんをはじめ、後にカーネーションに加入するベースの大田譲さんなど5人編成だったわけだが、曲を書き、バントのセンターを務め、ギターソロまで弾いていた青山さんは、ソロイストの集合体のようだったライダーズの多面的なありようが羨ましかったらしい。尤も、ライダーズのようなバンドの方が珍しいわけだが。それでも、ソロになってからとの違いを問うと、「自分がなんでも仕切らないといけなくなった」というのだから、まだバンドの方が仕事量は少なくて済んだのかもしれない。
 ちなみに、グランドファーザーズは2007年に再始動。ほかには自らのギターとオルガン、ドラムスによるトリオBM's、アコースティックでの弾き語りなどの活動が最近のメインとのこと。単身でのゲスト出演の多さも、活動スタンスの軽快さを物語る。
 



 「Tokyo Chitlin Circuit」はソウル/ファンク系のイベントであるから、ブラック・ミュージックについてもいろいろ質問してみました。

 まず、ブラック・ミュージックへの馴れ初めから。

「高校時代、ビートルズやエリック・クラプトン、ライ・クーダーなどを聴いていて、彼らが黒人音楽をルーツにしていることがわかって、カバーしている曲のオリジナルを調べたりするようになりました。あと、リトル・フィートが好きだったので、ニューオリンズR&Bには昔からすごく惹かれるものがありました。間を大事にした演奏方法はとても勉強になりましたね」

「カーティス・メイフィールドなどのシカゴ・ソウル、モータウンやスタックス、70年代のフィリー、サム・クックやレイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、グラディス・ナイトなど、そもそも偉大なソウル音楽に嫌いなものなんてまったくない」とかなり幅広く聴かれているようだが、実は「Pファンクもかっこいいし好きだけど、フランク・ザッパとかと同じで、日本人には入り込みにくいところもあるな~と思ったりします」という意見も。今回はFREEFUNKとの共演も予定されているが、大丈夫か、FREEFUNK!?
 それにしても、「シンガーとしてのジョージ・クリントンはすごく好き」という意見はなかなか珍しいかも(笑)

 マルチな魅力を持つ青山さんだが、シンガーとしての青山さんが好きという人も多い。いわゆる黒人的な歌い方をするわけではないが、そのエッセンスは確実に滲み出ている。

 「自分が影響されたロック系ミュージシャンのほとんどがブラックミュージックを自分流に消化した人たちです。私も同じように、黒人音楽から得たものを消化した音楽をやってきたと思ってます。そんなわけで自分のやってる音楽はけっこうソウル寄りだっていう自覚がありまして(笑)
 パワフルな歌い方は真似できなかったけど、自分がファルセットを多用するようになったのもスタイリスティックスのラッセル・トンプキンズ、テンプテーションズのエディ・ケンドリックス、カーティス・メイフィールド、マーヴィン・ゲイ、アーロン・ネヴィルなんかの影響大ですね。ブルー・アイド・ソウルでは、ライチャス・ブラザース、ラスカルズ、ミッチ・ライダー、ソウル・サヴァイヴァーズとか、イギリス系はブルー・アイド・ソウルとはあまり言われないけど、スモール・フェイセズや初期のアベレージ・ホワイト・バンドなんかも大好きです。でも、やはり自分にとって特別なものとなると、スペンサー・デイヴィス・グループのスティーヴ・ウィンウッドになりますね。その種の究極だな~と思います」

 ちなみに、ムーポンズというソウルのカバーバンドもやっていて、ギター×2、ベース、ドラムという鍵盤のない編成、カーティス・メイフィールドの「LIVE」なんかの音像をめざしているとのこと。
 おすすめのソウル作品も列記してくれたので、それは最後に紹介するとして。今、いちばん気になるアーティストとして、ラファエル・サディークとその最新作「ストーン・ローリン」を挙げてくれました。アメリカのR&Bシーンでは、ここしばらく60年代のソウルに回帰する動きが続いていますが、その中でも積極的なのがラファエル・サディーク。ルックスまで60年代のテンプス風に整える徹底ぶりで、アルバムも2作連続でこの路線。その中に現代につながる新しい感覚も滑り込んでいて、ソウル好きなら目を逸らすわけにはいかない。


 

 さて、現在準備中だという5年ぶりとなるニューアルバム。ソロ名義で、ギター、ベース、ドラムス、キーボードのシンプルな4人編成でのバンドスタイルが中心となる予定だそうだ。

「ソウル、ブルース、ジャズからヒントを得た要素も沢山入っていますが、そうとは聞こえないようなところもあって、独自の音楽として楽しんでいただけると思います。とはいえまだ作業が始まったばかりで、どう転んでいくか自分でも楽しみなんですが。今年中にはなんとか出せるよう頑張りたいです」




「青山陽一ファンにぜひ聴いてほしいソウル/ファンク系の作品」を挙げていただきました。
(※アルバムのコメントは筆者)

■普通ですけど(笑)どうしてもはずせません。

Marvin Gaye「What's Going On」
言わずもがなの名盤。








Curtis Mayfield「Curtis/Live」
言わずもがなの名盤。








Sly and Family Stone「Fresh」
言わずもがなの名盤。











■挙げようと思えば、いくらでも。

Sam Cooke「Night Beat」
夜をテーマに曲を選んでいるためか、ブルージーなカラーが出たRCA時代の名盤。







Ray Charles「The Genius Sings The Blues」
これもブルージーな曲を集めた、アトランティック時代の名盤。「(Night Time Is)The Right Time」や「I Believe To My Soul」を収録。







Bobby Womack「Poet」
世界一汚い声でシャウトする男(褒め言葉)。70年代から80年代への転換期に、洗練されたサウンドの中にどうにもディープなものを覗かせた名盤。






Neville Brothers「Nevillization」
ライヴ盤。これは聴いたことがないのです。








Spinners「Mighty Love」
MotownからAtlanticへ移籍。リードシンガーもG.C.キャメロンからフィリップ・ウィンにチェンジ。トム・ベルのプロデュースによる代表作。







Temptations「Wish it Would Rain」
モノクロの牧歌的なジャケットが印象的な作品。これも持っておりません。







Shuggie Otis「Inspiration Information」
様々な角度から名盤と評される作品。「Strawberry Letter 23」のオリジナルはこれに収録。CDはオリジナル・ジャケットで再発してほしいなぁ。

2011年6月6日月曜日

6/18 Tokyo Chitlin' Circuit Vol.3開催!

6/18(土)の「Tokyo Chitlin' Circuit」まであと少し。
3回目となる今回の出演アーティストの見どころをお伝えします。

まず星川薫BAND。星川さんはお伝えしているように先月、待望のセカンドソロアルバムをリリースしたばかり。
ツアーなどでも演奏をして、きっといい具合に曲が馴染んでいると思うので、どんなアプローチのアレンジとなるかが楽しみです。
個人的お気に入りのカバー「Light My Fire」は、毎回プレイされるたびに違う雰囲気になっていくので、今回も聴けたら嬉しいなあ、と。

イベントに初登場、FREEFUNKファンの皆さんにはおなじみのDayton Project。80年代ファンクの雄、ロジャー&ザップのトリビュートバンドです。
ここ最近はクラブイベントへの出演が多かったのですが、久しぶりのライブハウスでのプレイなので、じっくりと耳を傾けてロジャーを思い浮かべるのもよし。
ただし彼らのサウンドの真骨頂は「躍らせてなんぼ」なので、やはり立ち上がって、コール&レスポンスに応えたりするのが一番楽しいと思います。

今回のスペシャルゲストの青山陽一さん。
元グランドファーザーズ、というのはもはや説明不要?
現在はソロや様々なユニット、バンドでも活躍をされています。
先日の星川さんのCD発売記念ライブでもご一緒させてもらいました。
青山さんのルーツである、英国経由のR&Bやソウルミュージックを一緒にプレイさせてもらう予定です。

そして我々FREEFUNK。
好調な仕上がりになっていますよ!うっとうしい梅雨を吹き飛ばして上がっていけるようなセットリストを準備しています。
今回で最後となる遊佐君(bass)の華々しいラストステージにも注目!

Tokyo Chitlin' Circuitへたくさんの皆様のご来場をお待ちしています!